米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

想うこと

こんばんは、おにぎり成です。

 

先日の美容院で「おにぎりさんは将来こうなりたい!みたいな、何かビジョンはあるの?」とご主人から聞かれた。いつもダラダラと髪に対するマウントを取ってくるご主人だが、今回はスマートかつパーフェクトな注文をされてしまったので、ディスリのようなアドバイスができなくて暇だったのだろう。

以前の私だったらムキになってご立派な人生観を語っていたと思う。ただ、今の私の返答は「特に決めてないですね」である。あまりにもあっけない返答だったので拍子抜けするご主人に「決めないほうが楽しいかなって」と続けて言う。決めないというか決められない。人生なんて思い通りには進まない。私の人生に限っては。

少し前までは「こうなりたい!こうならないと!」と無理矢理レールを引いてその上を歩こうとしていたが、今は肩の力を抜いてふらふらと気ままに歩いている。結局、楽しくないと進めない。昔からそうだった。呆れるほど自分の好きなことしかできなかった。

 

5分後には私もあなたもこの世界にいないかもしれない。人がこの世界から旅立つ瞬間は悲しみも感じられないほどにあっという間だ。哀情は間抜けにも遅れてやってくる。

私は5年前に今の仕事に就いているなんて思いもしなかった。父と離婚して別の男性と再婚した母が2年前にすい臓がんを患って、その1年後にこの世を去るなんて夢にも思っていなかった。そして亡くなるまでの1年間、とんでもないことがたくさん起きたが、それも嵐のように過ぎ去っていった。

 

何が起こるかわからないのだ。そして、わからないことが当たり前だ。

以前、このブログで「人生の着地点がどこかわからない」と書いたが、人生の着地点なんて死ぬまでわからないと思う。きっといつまでも浮遊したまま生きていく。

今はこう思うけど、数分後には違う考え方になっているかもしれない。でもそれでいい。あるがままに生きる。どんな生き方でも幸せにしかならない。幸せになる。苦しい想いをしないと辿り着けないなんて誰が決めた?

 

ただ、どんなときでも自分の感情とは向き合っていたい。目を背けたくなるほど痛々しい感情でもしっかり受け止める。それだけは忘れたくない。

ゆるーく、ユーモアを忘れないで自由気ままに楽しく。ちびまる子ちゃんとかコジコジの世界観で生きたい。クレヨンしんちゃんでも良い。シリアスなものは今のところいらない。

 

ほほーい、素晴らしいゾっ♪って感じですかね。

ではまた。

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