こんばんは、おにぎり成です。
今日は美容院に行きました。
私が通っている美容院のご主人は癖が強い。興味がある方は以前書いた「美容院は苦手」という日記を読んでいただきたい。
私はライオンの毛のようなごわごわ癖毛なので、癖取りのために縮毛矯正をしてもらいたくて美容院に行った。実に5ヶ月振りの美容院である。
（ごわごわ癖毛。ビフォーアフターを載せるために張り切って撮った写真）
この美容院で希望通りの髪型になったことはないが、縮毛矯正であれば問題ないだろう。私はわくわくしながら美容院に向かった。
「今日はどうします？」予約時に伝えているが、ご主人はあえて再度確認する。これがこれから始まる激闘のゴングだからだ。
「今日は縮毛矯正とカットを」そう伝えると「2年間髪を染めない覚悟はあるか」と初っ端から強烈なパンチを撃たれた。
私はここ1年ほど髪を染めていない。黒髪に戻したいからだ。髪の半分は染めていた部分が残っているが、もともと暗い茶色にしていたのでそこまで明度差はない。
ご主人曰く、縮毛矯正をすると根本部分が染まりにくくなるらしい。今後根本部分が気になって染めたいと言っても、2年間は上手に染めることができなくなる。素人が聞いた話なので、的確な文章にすることはできないが、どうやらそういうことらしい。
「2年間染めない覚悟はあるか」まさか美容院に来て携帯ショップの契約プランのようなことを言われるとは思わなかったので私は大いに戸惑った。
さらに「癖取りのゆるくかけた縮毛矯正はすぐに取れる」「縮毛矯正はかけるなら梅雨だね」と畳み掛けられた結果、私は縮毛矯正を諦めた。
「髪を整えてください」という無難なメニューに切り替えると「整えるというのは現状のスタイルのまま整えるのか、スタイルを変えて整えるのか、どちらにするか」と聞かれる。それからご主人は髪に対する語りモードに入ったので、私はいつも通り相槌マシーンと化した。
「おにぎりさんは目指す髪型のビジョンとかないの？」と言われたので、あんたがいつも言う通りに切ってくれないからビジョンも何もないわ！と思いながら、ご主人が持ってきたヘアカタログをペラペラ捲る。
「エクラ」という雑誌を見ていると、モデルのRINAさんという方の髪型が素敵だったので「こうなりたいですね」と言うと「これは無理だな」と言われた。いじめ？
結局ご主人の思うように切ってもらって、このような髪型になった。代わり映えのない髪型だが、まあこの髪型がしっくりくるかもしれない。
髪のパサつきが気になったご主人は手入れ方法を熱弁し始めた。「美容院でトリートメントしてもらったほうが良いか」と聞くと「必要ない」とバッサリ斬られる。美容院のトリートメントは高額の割に1ヶ月半ほどで取れるらしい。ご主人はセルフケアが大事だと言う。本当に正直な人だ。
美容院で使っているスタイリング剤を聞きたかったが、聞いたら買わないといけないような気がしたので、ご主人が電話対応をしている間にこっそりメモを取った。その後、ご主人は普通に自ら教えてくれた。なんか申し訳ない。
最後に「半年に一度ではなく、もう少し頻繁に髪を整えに来たほうが良い」と言われた。わかっているが美容院は苦手だ。
ちょうど12時になったので、そのままおしゃれな定食屋に行った。私は極度の出不精なので、このような時間は久しぶりだ。
栄養バランスを考えて丁寧に作られた美味しいごはんは、お腹だけでなく心まで満たされた。自分を喜ばせるために時間を使う。そんな当たり前のことを忘れていたような気がする。充実した時間だった。
午後はうさぎの病院に行った。
元気いっぱいのうさぎ。ただ、うさぎは腰痛持ちなので気を付けてほしいと先生に言われた。前回の悲鳴も腰痛が原因だったらしい。
3週間後にまた定期検診だ。かわいいうさぎのためなら何度でも病院に足を運ぶ。
ではまた。
