こんばんは、おにぎり成です。
現実逃避がしたいです。
まず前提として、これは私の落ち度だ。誰も悪くないし、誰も責めることはできない。
話は昨日に遡る。
出掛ける前にうさぎをサークルに入れていくが、昨日はサークルに入れ忘れてしまった。仕事から帰宅すると、特になにも荒らされた様子はなく、うさぎは大人しくサークルの外に置いてあるトンネルの中でぐっすり眠っていた。
ベッドには乗れないようにしているし、うさぎがケガをするような物も床には置いていない。そうか、それであればサークルに入れなくても問題ないか。そう思った。
これが悪かった。そう、私が全て悪い。
机の上に置いてあった積読がうさぎによってボロボロにされた件について。
この椅子に飛び乗って、階段を上るように机に飛んだらしい。
葉真中顕さんのBlueが…。
私はこの惨状を前にして、頭が真っ白になった。続いて湧き上がってきた感情は怒り、そして絶望。
なんでうさぎをサークルに入れなかったのだろう。こんなに噛んでうさぎは無事か?大丈夫なのか?ああ、なんて私は愚かなのだろうか。うさぎを危険な目に遭わせて、大切な小説もボロボロにされて…。うさぎは悪くない。私が悪い、この私が…。
「ウ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ーーー!!!!!」
次の瞬間、私は腹の底から叫んでいた。それはまるで「クリリンのことかーーーーっ!!!!!」と叫んだ孫悟空のように。
私が戦闘民族サイヤ人であれば、超サイヤ人の最終形態になっていたことだろう。
「フー…!フー…!」震える口から荒い息が漏れる。「うさぎは悪くない、私が悪い」という感情と「もう許さん!もう許さん!!!!」というマグマのような激しい怒りが手をつけられないほどに暴れていた。
当のうさぎはいつも通りの様子で知らん顔をしている。それがまた私の感情を揺さぶる。
大切なしおりのヒモも噛まれてしまった。
お笑い芸人のニューヨークさんの笑顔が悲しい。
まだなにも読んでないのに…。
何故かさくらももこさんのエッセイ本だけは無事だった。逆になんで?好きなの?
しかも机からベッドに飛び移り、ベッドまで荒らされていた。うさぎの脚力、侮るべからず。はあ…。
皆さんは自分の落ち度にも関わらず、相手を責めたくなったときはどうしていますか?
もう取り戻せないことに怒りをぶつけても何も意味がない。それでも気持ちの整理ができないときはどうすれば良いのだろうか。
怒りってなに?感情ってなに?泣けたら良かったのに。そうすれば楽になれたのに。
こんなことを書いていたら冷静になってきた。とりあえずうさぎの足腰は問題ないみたいなので、うさぎのトイレを片付けて、うさぎの糞尿の様子を見ることにした。
今はうさぎがケガをしなくて良かったと思う。これからはうさぎを危険な目には遭わせない。動物に罪はない。飼い主がしっかりしないといけない。
小説は最後まで全て読む。
今日はもう寝ます。ではまた。