おはようございます、おにぎり成です。
それは昨日のお昼頃の出来事です。
普段は落ち着いている先輩が「誰かの社用車にハーゲンダッツが落ちてる」と慌てて事務所に戻ってきた。
続けて先輩は「落ちているハーゲンダッツの蓋から液体が漏れて運転席が汚れている」と言ったので、職場の仲が良い子が社用車を見に行くことになった。
そんな様子を横目に「それはそれはw御愁傷様w」と私は内心ほくそ笑んで仕事を続けた。
すると、同じく慌てて戻ってきた仲が良い子が「見てください!これ!ハーゲンダッツがあり得ないところに落ちていたんです!!」と驚きのあまりに撮った写メを見せてきた。
ハーゲンダッツは運転席のヘッドレストと背もたれの間に置いてあった。蓋がフロントガラスの方を向いていて、その蓋の隙間から漏れた液体が背もたれにシミをつけている。
ハーゲンダッツが落ちているというより、ハーゲンダッツが置いてある状態だった。なぜだ?意味がわからない。
その後、ハーゲンダッツはクールな事務員の先輩の購入品だということが明らかになった。先輩は昨日ハーゲンダッツを購入後、どこかに紛失して探しても見つからなかったらしい。
なぜハーゲンダッツが落ちていたのか、どうやってそこに置かれたのか。私は目元に指を当てて、ありもしないメガネを小さく持ち上げる仕草をして先輩を問いただした。
「なぜあの場所にハーゲンダッツがあったんですか?」
「手に持ったハーゲンダッツをとりあえずあの場所に置いたということはありませんか?」
「ハーゲンダッツが入ったバックはどこに置いてありましたか?」
次々と出てくる詰問に仲が良い子が「おにぎりさんの中のコナンくんが暴れてるよ!」と言っていた。
結局なぜあんなところにハーゲンダッツが置いてあったのか、先輩もよくわかっていなかった。先輩はハーゲンダッツがないことに気付いて車内を探しに行ったが、ハーゲンダッツはどこにもなかったらしい。
私は続けて肥満気味の同僚が怪しいと睨んだ。
先輩が乗ったあとの社用車にハーゲンダッツが落ちていたことに気付いた同僚が、ふざけてハーゲンダッツをあんな場所に置いたのではないだろうか。
「同僚ならやりかねない」と同僚は容疑をかけられた。同僚は「やってないです」と容疑を否認したが「同僚なら置いたことも忘れてそう」と、さらに怪しまれる(私に)
しかし「同僚は食べ物では遊ばなそう」ということで容疑が晴れた。同僚ではないとしたら、誰がハーゲンダッツをあそこに置いたのだろう。
自然とこんなところにハーゲンダッツが置かれることある?
謎は深まるばかりだ…。
ではまた。