米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

鈍感さが心地よいのだ

こんばんは、おにぎり成です。
生きていく上で鈍感さは大切ですね。


5年前と好きなものが変わっていない。思えば10年前から変わっていない。さらに思い返してみれば、子どもの頃から何も変わっていない。
一度心から好きになってしまうと、狂気すら感じるほど一途にそれを愛してしまう。心から好きになるものは「なんだかしっくりくるもの」ということで、その感覚に陥ってしまうと、一生好きだし誰にも渡したくない。

男女問わず「この人なんとなく好きだな」と思う人にも、そういう一途さが垣間見える瞬間がある。例えば、趣味がずっと変わらないとか、仕事を極めている人とか、同じ車に何十年も乗っているとか。
変わることも楽しいから変化することが悪いわけではなくて、不変的なところにトキメキを感じる自分がいるということだ。

目移りするほど人ともので溢れるこの世界で、一途であることはやはり狂気じみている。
狂気を感じさせないほど真っ直ぐ清らかに何かを愛せたらいいけれど、一途さ故に損をすることもあるし傷つくこともあるから、独占欲が強くなったり嫉妬深くなったりする。
そんな自分が嫌だから目を背けていたけれど、そろそろ向き合って直さないとな~と感じる今日この頃。

だがひとつ言わせてもらうと、オタクは「嫉妬、独占欲、ヤンデレ」の三要素に萌えを感じる生き物なので、オタクには需要がある性格だと思う。だからそんな私を丸ごと受け入れてくれという甘えと、蟹座だから仕方がないという諦念を盾に逃避したい私である。こんな人間はオタクと蟹座にぶん殴られたらいい。


今日は無口な上司と道を歩いていたら、上司が急に後ろ向きになって歩いた。上司が険しい顔をして後ろ向きに歩いていたので、私は「どうかしました?」と尋ねたが、上司は「ん?ん~…」と呟いたあと正面に向き直って歩き出した。
結局上司がなぜ後ろ向きになって歩いたのか、よくわからなかった。誰かに後をつけられていたのだろうか。カッパを着ながらテクテクと歩いていく上司を見て「変な人だな」と思った。


帰りはドラッグストアに寄って、キャンメイクのアイシャドウあるかな~と探していたが、結局こんな田舎のドラッグストアにはキャンメイクなどという洒落た化粧品はなかった。
キャンメイクはなかったが、あまり聞いたことがない化粧品メーカーのコーナーにオレンジ色のアイシャドウを見つけたので、私は試供品を指でなぞって瞼にそっと塗ってみた。
オレンジ色に塗られた瞼を見て「なんで私は目をオレンジ色に塗っているのだろう」と我に返って、アイシャドウは買わずに帰宅した。

きっと塗り方が悪かったのだろう。
やはりここはプロにメイクを習うべきだな。
ではまた。

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