米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

時間ってあっという間

こんばんは、おにぎり成です。
気付いたらまた2週間という期間が空いてしまった…!


【犬のルーティン】
私と犬は毎晩いっしょに寝ている。それはつまり私の部屋で犬とうさぎが共存しているということになるのだが、これが案外問題なくうまい具合に世界が回っている。おじいちゃんうさぎはじっとしていることが多くなったので、サークルに目隠しカーテンをしてそこで過ごすようになった。もともと肝の据わったうさぎだったので、犬が近付いても平気な様子でドシッと座っている。
体調を崩すことなく食欲旺盛なおじいちゃんうさぎ。犬を受け入れてくれて大感謝だ。友好的で小心者の犬もうさぎに近付こうともせず、近付いたとしても優しい温度感で接しているのが伝わる。
かわいいかわいい、我がうさぎと犬。そんな感じで平和にのんびり過ごしている我が家なのであった。

そんなわけで私のベッドで寝るようになった犬は寄り添って眠ることが多い。私の足にぴったりくっついたり、腕まくらで寝たりする。

へそ天イ〜ヌ。

犬と寝ると疲れが吹き飛ぶので1日の楽しみではあるが、時々風呂に入らず寝落ちしてしまうときがある。先日寝落ちしてしまったときは、犬が顔や腹を踏み付けてきて、必死で私を起こそうとしてきた。それでも起きない私を見て、犬は距離を取り、珍しく犬用ベッドで寝ていたのだった。それって……。

私のこと臭いと思ってる?

「臭いから風呂入れ」の踏み付けだったのか?それとも電気が眩しいのかと思い、つけっぱなしだったスタンドライトを消して、私が風呂に入っていないだけの状態にしてみた。しかし犬は頑なに私のそばに寄らなかった。
私が起きて風呂に入ってから寝ようとしたら、いつも通り私に寄り添って寝始めた。完全に臭かったんじゃん。臭いから近づきたくなかったんじゃん。

その数日後また寝落ちしてしまったのだが、同じ現象が起こったので、やはり犬は清潔感満載の私が好きらしい。もうこれからは寝落ちしないことを誓います。
犬には犬のルーティンというものがあるようだ。犬の平和を守るために、まずは自分の悪習(悪臭)を絶とうと決めた。


【姪っ子に会いに】
昨日は念願の姪っ子との面談。姪っ子が誕生してから11日が経とうとしていた。本当はすぐにでも会いに行きたかったが、父が体調を崩してしまったので時間をおいて行ったのであった。
最近は父と居るとイライラすることが多いので本当はひとりで行きたかったのだが、せっかくの機会なので家族揃って楽しい時間を過ごそうと思い、昼頃から出かけた。
片道1時間の距離にいる兄夫婦のもとに辿り着いて、愛しい我が姪っ子と初対面した。姪っ子はなんというか「人」という感じだった。手足の骨格がしっかりしていて、指が長い。よく見ると兄の手足にそっくりである。
赤ちゃんってムチムチしているかと思っていたし、幼なじみの赤ちゃんはまさに赤ちゃんという感じだった。しかし我が姪っ子はもはや「人」だった。手足だけでなく鼻筋も通っていて顔の凹凸もしっかりある。
当たり前のことだが、赤ちゃんそれぞれこんなに違うのだと驚いた。
かわいいというか、ずっと見ていたい。ずっと抱っこしていたい。そんな感情。不思議な感情…。
なんだか離れがたかったので、夜ご飯は寿司を取ろうと提案して、兄夫婦の家で食べることにした。頑張った兄夫婦のお祝いをしたかったし、父は昼ご飯とデザート代を払ってくれたので、ここは私がごちそうをしようと思った。
はま寿司の寿司を予約して、ひとりで取りに行こうとしたが、姪っ子を風呂に入れる関係で父も付いてくることになった。
付いてくるなり父は人の運転に指示を出し、小さく私を苛立たせた。さらに寿司を買ったあと、危ないから膝の上に置いてくれと頼んだのに「嫌だ」と言い放った。
他にも父は私を心底苛立たせた。イライライライラしていたら、黄色信号に気付かずにスピードを緩めることなく、赤信号に切り替わった途端に急ブレーキを踏んでしまった。
寿司は8割分、座席の下に飛び散った。
無事だったのはサイドメニューのみ。父は私を責め、私も父を責めた。いま思い出しても腹が立つ。ここ最近のなかで一番絶望したし、一番腹が立った。
半泣きのまま落ち込む私を兄夫婦は「食えるよ!これで充分だ!ありがとう!」と言い、原型をとどめていない2割の寿司を明るく頬張った。その姿にまた涙が出そうになった。父も反省したらしく、2割の寿司を整えたりフォローしてきたが、私は今でもまだ腹の虫が収まっていない。この寿司事件のことは思い出しては生涯イライラすることだろう。
そして私は「お寿司!」と笑顔で寿司パックを両手に持ち、ズサーッとすっ転んで寿司を全てダメにしたハチワレのことを尊敬した。あの子はなんて心が強いのだろう。私だったら雄叫びを上げながら号泣して地に這いつくばることだろう。ハチワレも、それを責めなかったちいかわも、我が父よりも精神的に大人だ。そして私よりも…。


【会話のこと】
最近好きだと思ったこと。それは美容院での会話である。もちろんそれはお気に入りの美容院であることが条件なので、好きになったのはいまの美容院に通うようになってからだ。
あの「その時は楽しく話しているけど、次に会ったときにはすっかり忘れている」レベルの会話が心地よい。
なんの意味もない気軽な会話っていいなあと思う。犬の散歩中に挨拶する人と交わす会話も同じような感じ。そのときちょっと心が明るくなって、あとには残らない、思い出すこともない。
そのぐらいの会話ができるときって精神的にも安定していることが多い気がする。
昔は意味のない会話がとにかく嫌いだったが、いまではそんな時間がわりと好き。人って変わるもんだなあとしみじみと思う、今日このごろ。

ではでは、また。

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