米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

犬のリードはもう離さない

こんばんは、おにぎり成です。
またしても猛省です。


すっかり元気を取り戻したうさぎ。ご飯をモリモリ食べて、出すものもしっかり出す。はあ〜本当に良かった!翌日にこれなら本当に安心だ。

壊れた体重計がお気に入りスポットのうさぎ。

朝は犬の散歩後、庭の散歩もしていた犬。

犬はおっかなびっくりな感じでソロ〜と歩いていたから、走って逃げることはないだろうと高を括っていた私。そこに気まぐれに現れた休日中の父。ゆっくりじっくり探索する犬に対して、父は「ワッ!!」と叫び声を上げて犬に向かって走り出した。そんな父を見た犬はテンションが上ったらしく父と共に走り出す。
すっかりやんちゃスイッチが入った犬は家の周りをダッシュで一周回って、そのまま道路に向かって走り出した。父は勝手に満足したらしく、私が犬を追い掛けて家の裏に行っている間に家の中に入ってしまったので、おふざけモードの犬を抑えられるのは私のみだった。

「ろく!!ダメ!!」と必死で犬を追いかけた。犬はこんなに小さいのに意外にも足が速い。さすが犬。小さくても犬。ポメラニアンにしてはでかいけど。
車が来たらヤバい!と頭の中が真っ白になっている私と、それに反して大はしゃぎしている犬の前に現れたのは、裏の家のヤマセさんだった。ヤマセさんはコーギーを2匹飼っていて朝は旦那さんがよく散歩している。コーギー2匹を前にした犬はパタッと立ち止まり、その隙に私は犬を押さえつけることに成功した。あそこにヤマセさんがいてくれて本当に良かった。ヤマセさんのおかげで犬を捕まえることができた。

1匹のコーギーは温厚な性格だったが、もう1匹は好戦的な性格で、犬はしっかり吠えられてビビっていた。たしかにこんなふわふわキューティーボーイがいきなり目の前に現れたらビックリするよな…と私はコーギーに対して申し訳ない気持ちになった。
「すみません!」と謝る私にヤマセさんはニッコリと笑って「今度はその犬にしたの?」と聞いてきた。ヤマセさんの旦那さんと話すのは初めてだった私は「ハイ、ソウデス」と返事をした。

今回の騒動はヤマセさんのおかげで何事もなく済んだし、亡き犬が脱走したときもヤマセさんには大変お世話になった。なので、こんなことを言うのは心苦しいのだが…「今度はその犬にしたの?」って…なんだかサイコパス感が強い。
ヤマセさんの旦那さんは爽やかなナイスガイであるが、昔から得体の知れない雰囲気を感じていた。そして今回の発言でヤマセさんの旦那さんは人間味がないな…と改めて思ってしまった。まるで車でも買い替えた人に対する挨拶みたいな…。

ヤマセさんに感謝しながらも小さく恐怖を感じながら家の中に入った。父は私の叫び声を聞いていたらしく「大きな声を出してみっともないぞ」と言ってきた。私は父のバイクをトンカチでボコボコにしたい気分になった。誰のせいだと思っているのだ。
とはいえリードを外して散歩させたのは私なので、それは私の責任なのだ。久しぶりに肝が冷えた。犬を守るのは飼い主の務めなので、もう二度と、二度とこんなことがないようにする。ヤマセさん、ありがとう(ちょい怖かったが)

そんな反省をした私は夕方も散歩に行った。
朝の散歩で発見したアヒルが…

元気に泳いでいた。

不思議そうにアヒルの鳴き声に耳を傾ける犬。

守りたい、この背中…。

今日もうさぎと犬が愛しかった。
ではまた。

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