こんばんは、おにぎり成です。
今日はお休みです。
「香水というものに縁がなかった」と、ロールオンアロマ事件の日記に書いたが、あれは半分間違いである。
香水に憧れを抱いていた二十歳のおにぎり成。上品な香りをまとわせている大人の女性になりたくて、デパートの化粧品売場に行ってみた。
背伸びをしないと大人の仲間になれない年の頃、デパートの化粧品売場というものは煌びやかでどこか威圧的で、バクバクと高鳴る心臓を落ち着かせることに必死だった。
ブランド=CHANELというイメージが強かった青臭い私は、大人しくCHANELの売場に行って香水を手に取った。
そのとき目に留まった香水がCHANELのチャンスという香水だった。コロンとした丸いガラス瓶に入った桃色の液体。気品があって、どこか少女らしさを感じさせるその香りは、これぞ大人の女性という印象を抱いた。
何より「チャンス」というその名前。これから広がる世界に胸をときめかせている私にぴったりの名前だと思った。
この香水をつけて今とは違う自分になりたい。ここではないどこかへ行きたい。今の私は間違っている。きっと変われるはずだ。だってもう大人の女性だから。どこにだって行けるのだ。そんなことを思っていた。
未熟で孤独で必死に足掻いていたあの頃。結局、今も昔も私はこの町にいる。憧れていた香水は、使い切ることなく捨ててしまった。
そんなことをロールオンアロマ事件で思い出した。先日の騒動でわかる通り、私に香水というものは向いていない。
つけているとそわそわするし、嗅覚がバグってたくさんつけてしまう。しかし、遠い日の記憶に想いを馳せた私は、CHANELのチャンスをもう一度買ってみることにした。
使い切る自信がないので、サンプル用の小さい香水を手に入れた。
そんなこんなで、今日はこの香水をつけてお出掛けしてみた!人と過ごすときに香水をつけると「私、香水つけすぎてないかな?匂いキツくないかな?」そんなことが気になって落ち着かないので、ひとりでいるときにつけることにした。
香水を前方に向かって噴射して、そこをソニック並みのスピードで駆け抜ける。それが私の香水のつけ方だ。なんとなく香るぐらいがちょうどいい。
少しおめかしをして、うさぎのおもちゃを買うために、うさぎ専門店に行くことにした。東方面にいくつか専門店があって、本当はそっちのほうに行きたかったが、火曜日はどこも定休日だった。西方面にもうさぎ専門店が一箇所だけあって、そこは営業中だったので行ってみることにした。
道中、スタバでこちらを買った!
本当はブラックコーヒーを買うつもりだったが、自然とさくらストロベリー白玉フラペチーノを買っていた。誘惑に勝てなかった。
クリームと生八つ橋みたいなやつが美味しかった。
気軽に出掛けたが、かなり遠くて疲れた。
ヘトヘトになりながらうさぎ専門店に着くと、急激にお腹が痛くなった。私はスタバのフラペチーノ系を飲むと高確率で腹痛に襲われる。おそらく腹が冷えるからだと思う。子供かって…。
腹を押さえながらうさぎ専門店の階段を大股で上がると、ビリ!!という嫌な音が聞こえて、おそるおそる尻を見るとスカートが破けていた。とっさに尻側を前にしてスカートをカバンで隠した。そこまで派手に破けたわけではなかったが内心かなり焦った。
しかし、私は腹痛とスカートが破れたことにより逆に冷静になって、無の感情でお店の中を回ることができた。
そしてこちらを買った!ネットだと3000円ほどするが、お店では1300円で買えた!
チモシーボックスと木の棒も買った!
そこまでおもちゃが売っていなくてガッカリした。腹は痛くなるわ、スカートは破けるわ…やれやれ…。
最終的に結構破けた。気に入ってたのに…。
まあ、うさぎが喜んでいたから良いや。
そういえばうさぎのコースターをサービスでいただいた。
いただいておいてアレだが、我がうさぎ(破壊神)のほうがかわいい。
うさぎのアスレチックがほしい今日この頃。
ではまた。