こんばんは、おにぎり成です。
今日は「生きるの辛……」って感じでした。
朝からアーモンドミルクプロテインを盛大にこぼして唖然とした。
肩を落としたまま昨日スーパーで買ったまるごとバナナを冷蔵庫から取り出した。ずっと食べたかったまるごとバナナ。遠い昔に食べたような気がするけど、全く覚えていないので初めて食べるようなものだ。
落として凹んでしまった。歪な形のまるごとバナナ。せっかく買ったまるごとバナナ…。
仕事ではバタバタしていたので、あっという間に夕方になった。少し頭がボーッとしたので、以前買ったナリンのロールオンアロマをこめかみにコロコロした。
初めてナリンのアロマオイルを会社に持っていったとき、隣の席の先輩と前の席の仲が良い子に「今ロールオンアロマをつけてみたけど匂いますか?」と聞いてみたところ「匂いはしないよ」と言われたので「このくらいの量なら周りに迷惑になることはないか」と思って疲れたときにひっそりとロールオンアロマを楽しんでいた。
そんなわけで今日もロールオンアロマをコロコロして気分爽快になっていたが、しばらくして少し離れた席の先輩が「なんか爽やかなコーラみたいな匂いしない?」と言い出した。
続けてもうひとりの先輩が「仁丹みたいな匂いがする」と言っていたので、私は居ても立っても居られなくなって、ロールオンアロマを手に持って先輩達に近付いていった。
「これですか…?」と震える声で尋ねると「あっ…!この匂いだ!!」と先輩達は謎が解けたみたいな顔をしていた。そして「仁丹…爽やかなコーラ…」と暗い顔をして呟く私をみて「いやいや!!ちがうちがう!良い匂いだと思うよ!仁丹なんて冗談だよ!!」とあからさまにテンパりながら慰めてくれた。
そのとき事務所にいた全員に「私、匂いますか…?」と聞くと「匂うよ」「匂う!!」「匂うけど良い匂いだと思うよ!」「花粉症だからわからない」「湿布みたいな匂い」と口々に言われた。それでもみんな優しいので「匂うけど良い匂い」と必ずフォローしてくれた。
ちなみに「湿布みたいな匂い」と言ったのは肥満気味の同僚だ。私が同僚の前で打ちひしがれていると、同僚は取って付けたように「いやでも良い匂いだと思いますよ」と言ってきた。「じゃあつけていいよ」とロールオンアロマを渡すと「いや、それはいいです」と体を仰け反り断ってきた。やっぱり湿布だと思っているんだろう。
私はみんなに申し訳なくて、外に出て風を浴びて匂いを取る作戦に出た。そのまま洗面室に行ってこめかみも水で洗い流した。
「まだ匂いますか?」「匂う!」一度塗ったアロマオイルはもう取れなかった…。
そんなこんなで定時の時間になったので、私は誰よりも先に帰宅することにした。いや、いつも一番最初に帰っているのだけども。
勝手に匂いを振り撒いておいて、みっともなく騒いで落ち込んでめんどくさい人間で、ただただみんなに申し訳なかった。そのまま消えてしまいたかった。
帰宅して父にロールオンアロマ事件の話をすると、父は「日本人はアロマオイルの匂いに慣れていないんだよ」と慰めてくれた。
「はあ…アロマオイルは家で楽しむことにするよ…」と、肩をすくめてみせると「それはやめてくれ」と断られた。行き場のないアロマオイル…。
念のため書いておくが、ナリンのアロマオイルはとても良い匂いだ。ただ、匂いにもTPOというものがある。
ヨガスタジオやエステサロンであれば「良い匂いだね」と言われる匂いでも、殺風景な事務所で匂うと違和感でしかないのだ。
私は今まで香水というものに縁がなかったので「香りのマナー」が存在することを恥ずかしながら知らなかった。
というか単純につけすぎた。確かにこめかみがいつもよりぬるっとしていた気がする。どれほど良い匂いでも強い匂いは周りにストレスを与えるので、少量だけつけて楽しもうと思う。さすがにもうロールオンアロマは封印するけどね…。
その後こちらが届いた。
連結して大きいトンネルにするために買ったのだが…。どっちも入れるほうじゃん。
もういやだ!!!!(泣)
ではまた(血涙)