米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

兄のこと

こんばんは、おにぎり成です。

私には2歳年上の兄がいます。兄は結婚していて奥さんと仲良しです。

 

昨日は兄夫婦が遊びにきていた。兄夫婦は近くに住んでいて頻繁に帰ってくるので珍しいことではない。

私と兄は対照的な性格をしている。兄はおおらかでそこそこ優しい。人見知りを一切しないので、道を歩けば人と仲良くなってしまう。金にがめつい。多趣味でマニアック。強面な顔で体もでかい。8割方、両津勘吉と性格が一致している男。それが我が兄だ。

兄嫁は裏表なく明るい性格をしていて、まさしく真の陽キャである。通常、陽キャとは卑屈な陰キャが皮肉を込めて使う俗語であるが(おにぎり成論)、この場合の陽キャは太陽のように眩しいキャラという意味で使っている。人の悪い面より良い面をみようとする優しい彼女も、私とは対照的な性格をしているというわけだ。

そんな陽キャ兄夫婦と陰キャ妹だが、兄夫婦は何かと私を尊重してくれるので、私はそれなりに気分が良い。

ただ、兄とは思春期のときに火花が散るほど仲が悪かったので、その名残で今も少し気まずい。なので、私はいつも「はあ?今日兄たち来るんだ?ふ~ん、別に良いけど」という態度を取ってしまう。内心はこんな感じなのに。


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私がswitchを購入してからというもの、兄はswitch版スマッシュブラザーズに熱中している。実家に帰ってくるというよりは、スマッシュブラザーズをやりに来ているという感覚である。

もともと兄はゲーム好きで、子供の頃は近所の子供に「ゲームの達人」と崇められていたほどの腕前であった。成長するにつれて、ゲームからスニーカーに興味が移ってしまったが、switchを前にして昔の血が騒いだらしい。

昨日は購入しないと手に入らない、バンジョーとカズーイというキャラクターを使い込んでいた。このバンジョーとカズーイの大冒険とは子供の頃に兄が一番熱中していたゲームである。私はゲームができないタイプのオタクなのだが、人がゲームをやっているところを見るのが好きなので、バンジョーとカズーイの大冒険も兄の隣で見ていたことをよく覚えている。

私はストーリーを楽しみたいタイプだが、兄は攻略目的なのでストーリーをスキップするタイプだった。内心かなり嫌だった。嫌なことはよく覚えているものだと心底思う。

兄弟というものは童心に帰らせる存在である。兄がいてよかったとつくづく思う、今日この頃である。

 

ではまた。

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