米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

左目が…疼く

こんばんは、おにぎり成です。

今日は半休して眼科に行きました。
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昨晩は左目が痛くてなかなか寝付けなかった。これが「左目が疼く」というやつか。

ちなみに左目を両手で押さえながら「ヴヴヴヴ…」と低く唸り声を上げると、封印されし魔物の器ごっこができるのでオススメだ。「落ち着け…俺の中のお前…」という一言を付け加えると本格的な演出になる。

 

痛みと共に目覚めると、左目が全く開かなくて驚いた。鏡には隻眼のブスが映っている。私が何をしたというのだろう。あんまりじゃないか。ついでにうさぎのトイレがめちゃくちゃ臭くて最悪。もう全て最悪。

嘆いていても仕方ないので、上司に連絡して午前中は半休することにした。

「大丈夫ですか?運転などもあるので無理に出社しなくていいですよ」上司の優しさが身に染みたが、お客様との約束があるので午後は労働せねばならぬ。私は重い瞼をカッと開眼すると、気合いを入れて運転した。

眼科は昨日よりもたくさんの人達がいて、バーゲンセール並みの混み具合だった。その人集りを見て「あー…。目も痛いし、昨日大根おろし器で擦った親指も痛いし、もうなんか嫌になってきたな」と思った。

なんとか空いている席を見つけて肩を縮めながら本を読んだ。「店長がバカすぎて」が面白いことが唯一の救い。

 

しばらくして診察室に呼ばれると、昨日とは違う元気ハツラツな先生が私を待ち構えていた。「あれ!その目ひどいね~!誰かに殴られた?」と元気いっぱいに聞かれたので「なんだコイツ」と思った。

昨日も診察をしてもらったが悪化してこの状態になっていること。目が痛くて仕方ないので痛み止めがほしいこと。

それらを先生に伝えると「瞼を針で刺してそこから膿を出しましょう!」と明るく提案されたので結構ビビった。

顎を台に乗せて足元を見るように言われると、チクッとした小さい痛みと膿を押し出そうとする先生の力強い親指を瞼に感じた。先生の親指のほうが強烈だった。

先生は「そんなに痛くなかったでしょ?」と得意気に笑っていたが、普通に痛かった。ただ、そのおかげで少しだけ視界が開けたので助かった。痛みを代償に得た世界の輝きは尊し。

痛み止めと化膿止めの飲み薬をもらって一件落着。あとは症状が落ち着くのを大人しく待つだけだ。

 

実は毎年必ずものもらいになっている。強いストレスを感じてそれが落ち着くと、遠くから物凄い形相で走ってくるのが私のものもらいのイメージだ。

もう慣れたつもりでいたが、ここまで腫れたことはなかったので「俺を甘くみるな」という警告なのかもしれない。

季節行事面してやってくるものもらいに殺意を覚えるが、ものもらいは治らないと聞くので上手に付き合っていくしかない。切実にストレスフリーの生活をしたい。

 

午後は一丁前に眼帯パッドを貼って仕事をした。「そこまでしなくてもいいかな」とは思ったが、痛々しいものが苦手な人もいるので貼ることにした。

顔面が右目しか出ていない不審者に成り下がったが、こんな腫れ爛れた目では人前に立てないので仕方ない。

右目しか見えない状態は不便で心許ない。どうせならこのまま東京喰種の霧島董香ちゃんみたいな美女になれたら良いのに。それならば眼帯パッドも我慢しよう。

 

そんな悪態をついていたのは最初だけで、職場の人たちの反応が面白くて、だんだんと愉快になってきた私であった。ただ、こんな状態はもう嫌だ。

明日は治っていますように。

力尽きたのでもう寝ます。

ではまた。

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