米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

エビフライのことで頭いっぱい

こんばんは、おにぎり成です。
美味しいものを食べる幸せ!


今朝は腹痛で目覚めたので、今日も資格学校は動画講座にすることにした。腹痛で途中退席なんて恥ずかしくて耐えられない。
しかし時間に終われることなく、のんびりベッドで過ごしていると、いつの間にか腹痛が治っていた。休息って本当に大事。

部屋の片付けをしていると出掛ける時間になった。昨日の日記に書いた通り、今日は先輩おすすめの定食屋に行く予定なのであった。
目的地に着いてこじんまりとした定食屋の暖簾をくぐると、まだ12時前だというのに店内にはポツポツとお客さんが座っていた。長机がふたつと座敷がふたつ。私は長机の隅っこに腰を掛けた。目の前には金髪の青年がどっしりと貫禄のある様子で座っている。他人とこんなに近くで食事をすることがないので、なんだか落ち着かない。
ずらっと並んだ品書きのなかから私はチキンかつ丼を選んだ。先輩から「かつ丼が美味しかった!」という情報を聞いていたのだが、豚肉の脂身が苦手なので私はチキンかつ丼にした。
注文して品書きを見ながら待っていると、金髪の青年の食事が先に運ばれてきた。青年は定食を頼んだらしく、メインの料理と小鉢がふたつに汁物と米、デザートにメロンまでセットでついていた。あまりじろじろ見ると悪いのでチラッとしか見ていないが、これはなかなかのボリュームだ。そして美味しそうだった!

チキンかつ丼は小鉢もついているのかな、どんな感じなのだろう、楽しみだな。

まだ見ぬチキンかつ丼に想いを馳せていると、私の前にも食事を乗せたお盆が早々と置かれた。どうやら丼ものは丼と漬物だけらしい。私は小鉢と汁物が羨ましく感じたが、丼の蓋を取ると、そんなしょげた気持ちはどこかに消えていった。
ホワホワと湯気が立つチキンかつ丼には美しさすら感じた。最高の食欲!完璧な食事!こんなに美味しそうなチキンかつ丼は初めてだ。
ひとくちチキンを口に入れると、私はグルメ漫画のような恍惚とした表情を浮かべた。サクサクとした衣をまとったチキンと甘じょっぱいタレが絡んだ米。小鉢なんてどうでもいい。チキンかつ丼、最高だ!

私がチキンかつ丼を食べ進めていると、目の前の青年も食事をかっこみ、水を飲んでは「プハー!」と思い切り息を吐いていた。水を飲むたび、ちいかわのくりまんじゅう並みに「プハー!」と言っていたので、私は少し気が散った。よほど食事が美味しいのだろう。あまり視線を向けては失礼なので、青年がなにを食べているのかわからなかったが、私も次は定食を頼もうかな~と思った。

そうこうしていると青年が食べ終わり、つまようじを手に取ったのが視界の端に映った。青年は次の瞬間には席を立ち、お会計を済ませて「ごっそさん!」と店主に声をかけて店を出ていった。その姿は身軽そのものであった。

青年がいなくなった席に目を向けると、青年が「プハー!」と飲んでいたものは水ではなく瓶ビールだったことがわかった。
昼間から美味しいものを食べながらビールを飲んで颯爽と店を出る。きっと酔いざましに散歩でもして帰るのだろう。羨ましい、羨ましすぎる。私の近所には定食屋なんてないよ…今日も車で来たよ…いつか私も青年のような暮らしがしたい…。

丼ものは定食に比べて物足りなく感じたが、食べ終えると腹がパンパンになった。食べすぎて苦しいわけではなく、ちょうどいい腹の満たされ具合だ。次はエビ丼というものにしようかな、それかエビフライ定食にしようかな…悩む。

用事を済ませて帰宅をして、勉強をしたあとにNetflixで「死刑にいたる病」を観た!以前も日記に書いたが、私は映画館に行こうと思ったほど、この「死刑にいたる病」を観たくて観たくてしょうがなかったのだ。残念ながら地元から片道1時間の映画館でしか上映していなかったので観ることができなかった。田舎を恨んだ。

片道1時間かけて映画を観に行った父から、映画のネタバレを防ぎ続けて、今日やっと「死刑にいたる病」を観ることが叶った。
いや~久しぶりに面白いと感じた映画だったな~!あんなにグロい映画に出演した俳優さん、女優さんのメンタルって大丈夫なのかな。その後のメンタルケアってされるのかな。そんなことが気になるぐらい刺激的な映画だった。阿部サダヲさん大好きだ。満足!

夜は勉強の続きをして今はちまちま日記を書いている。今日は部屋の片付けもできたし、やるべきこともやったし、最高の休日だった。
早くまた定食屋に行きたい…!
ではまた。

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