米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

次に進むだけ

こんばんは、おにぎり成です。
やり切りました。


昨日は最終出勤日だったが、最後の瞬間までバタバタと仕事をしていた。職場の仲が良い子から「おにぎりさん、今日が最後って感じしないですね」と言われたが、私もそう思った。
それでも私は別れとか湿っぽい雰囲気が苦手なので、こうして忙しなく動き回っていたほうが気分が紛れてよかった。
退職までやることリストを作っていたので、後悔なく仕事を終えることができた。定時ぴったりに仕事を終えて、最後は身の回りを掃除して本当に終わりだ。少しだけ持って帰る物を車に運ぼうとしたそのとき、仲が良い子が「今がタイミングだ!」と大きなフラワーアレンジメントを持ってきてくれた。それと同時に私を見て、事務所にいる人たちが温かい言葉を伝えてくれる。
立派な花と肥満気味の同僚チョイスの酒をいただいた。私はこんなに素敵なものをもらうなんて思っていなかったので、感動して泣きそうになってしまったが、湿っぽいのは苦手なのでグッと我慢。
仲が良い子は私が帰宅すると思ってプレゼントを渡してくれたようだが、私にはまだデスク周りの掃除が残っていたので、皆に見守られながらデスクに戻った。なんか気まずかった。

掃除も無事に終わり、私の仕事は本当に終了した。皆に感謝の言葉を伝えて帰宅。帰宅中、達成感から少し泣いた。
頑張った、頑張ったよ…!

私は家に着いても仕事で使っていた不要なものを片付けて、そしてひとりで祝杯をあげた。これまでいろいろなことがあったが、全て終わった今、感謝の気持ちしかない。


今日は休日だが、退職日ということで御礼を持って職場へ挨拶に行った。外出することが多い仕事なので、事務所にいる人たちは少なかったが、別れの時間が苦手なのでそれでよかった。
肥満気味の同僚は事務所にいたのだが、最後までヤツは意味のわからないことばかり言っていた。同僚は私の次の職場に興味津々で「あそこの会社はタイムカードを押すのか」など、いろいろな質問をしてきたが、そんなものは全て知らん。今の時点でわかるわけがないだろうが。

私は皆の仕事を邪魔しないように、ささっと挨拶をして事務所を出た。これで本当の本当に終わりだ。二度とここに来ることはない。

今こうしてブログを書いていて、もっと書きたいことが出てくるかと思っていたが、なにも思い浮かんでこない。自分でも驚くほどになにもない。
これからじわじわと退職した実感が湧いてくるのだろうか。この6年間いろいろなことがあったが、一言で表すと皆に感謝しかない。そんな風に思うことができてよかったなあと、そして達成感の言葉しか浮かんでこない。

お疲れ、私。
ではまた。

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