米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

ひとの想い

こんばんは、おにぎり成です。

ちょっと寝て起きたらこんな時間です。

 

今日は先輩から竹で出来たトンボのおもちゃをもらった。とても精巧な作りをしていて、トンボの顔部分を指に乗せるとバランス良くゆらゆら揺れるようになっている。

どうやらお客様が趣味で作った物をいただいたらしいが、「あげるよ。こういう物おにぎりさんぐらいしか喜ばないと思うから」と言いながらくれた。たしかに嬉しいが、私のことを小学生くらいの子供だと思っているのか?どちらにしてもお客様にも私にも失礼な話である。

私は人が心を込めて作ったものが好きだ。丁寧に作られたものに触れることは心地良い。そして私は人からものをもらうことが好きだ。貧乏性ということもあるが、ものを通して想いをいただいているような気がするからだと思う。

そして私は人にものをあげることも好きだ。もちろん、迷惑になるようなものはお渡ししないが、相手が喜ぶ可能性があるものは勇気をもってお渡しするようにしている。相手が本当に喜んでいるのか、本当は迷惑ではないか、そう考えなくもないが、自分の想いを相手に渡したいという気持ちが勝ってしまう。

 

時々、人の想いが形として見えるような気がして、それが痛くて苦しくて温かい。

繊細で小心者で不器用な自分だからこそ、人が投げ捨てたものを拾い上げて抱き締めることができるのではないかと思う。思えるようになった。

そんな自分の心を一番大切にしていきたいと想う今日この頃だ。

 

 

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