米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

変わらない町並みが妙にやさしいよ

こんばんは、おにぎり成です。
葛飾ラプソディーは名曲です。

今朝、携帯のアラームが鳴る前に目が覚めて、携帯を部屋に置き忘れてリビングにいるときに、アラームが鳴ってしまった。
けたたましいアラームを消そうと思って部屋に戻ると、うさぎがベッドの上に飛び乗っていて、ベッドに置いてある携帯を「ちょ、これ何とかしてくれる?」という感じで迷惑そうに眺めていた。人間味を感じた。


仕事中に昨日から感じているモヤモヤを言語化しようと考えていた。
他人が自分の思い通りに動いてくれないときに人はがっかりする。それはどういうことかというと、他人で自分を満たそうとしているということだ。
つまり他人軸になっているのだ。自分ではなく他人の行動に自分の気分を左右されているわけである。

次はどういうときに他人軸になっていることが多いか考えたが、仕事をしているときが多い気がする。休日に自分の好きなことをやっているときは、目の前のことに集中している。
仕事中は満たされていないし、時間がないから好きなこともできないので、心が枯渇している状態になる。そうすると他人で自分を満たそうとするわけだ。

落ち込んでいるときはそれで終わらせないで、俯瞰して考えを巡らせていると見えてくるものがある。心は脳。感情は思考の癖だ。
何度ぶれても元に戻せば良い。


帰宅して夜ごはんを食べているとき、父が叔父の話をし始めた。
先日、父は親戚の葬式で久しぶりに叔父に会ったのだ。叔父とは父の弟のことだが、叔父は昔から変わり者なのである。
叔父は離婚後、消息を絶った。
離れた土地で自分の住んでいない新築の住宅ローンを払い続けている。何の不貞行為もなく、ギャンブルも借金もしていない叔父だが、叔母と離れるためであれば家を手放しても良いということだった。

叔母と一人息子とは一切関わっていない。趣味もなく友人もいない叔父は、職場とアパートの往復をしている毎日だそうだ。
そんな叔父の唯一の楽しみが、最高の刺身を求めて居酒屋巡りをすることらしい。とにかく美味しい刺身と出会いたい叔父だが、刺身が好物というわけではない。むしろ刺身は嫌いなのだ。刺身が嫌いなので、美味しい刺身を食べたい。それが叔父のささやかな願いなのである。
物静かで変わり者の叔父。そんな叔父が私はわりと好きなのだった。


その後、皆既月食にはしゃぐ父が写真を撮るといって、どこかに行ってしまった。
ベランダの窓が開いていたので「開けっぱなしかよ」と文句を言って窓を閉めると「おい!!開けてくれ!」と父の叫び声が聞こえた。
どうやら父をベランダに閉め出してしまったらしい。…全く、はしゃぎすぎだってばよ。

皆既月食はメンタルが不安定になる人もいるらしい。私の不調も皆既月食のせいにしようと思う。まあ不調でも得られるものがあるので、悪いことではない。
ではまた。

ブログランキング・にほんブログ村へ