米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

妄想から目を覚ませ

おはようございます、おにぎり成です。
今日はちょっと変な話をします。


私は被害妄想が激しい。
人に裏切られる妄想だったり、誰かに褒められても「これは褒め言葉に見せかけた皮肉なのでは」と思ったり、人に利用されているとか、陰で悪口を言われているとか、そういった類いの妄想が常にぐるぐるぐるぐる頭のなかをめぐっている。
過去に傷付いた経験が今も尾を引いているのだということは薄々感じているけど、漠然と辛くて苦しくて、人に傷つけられるのが怖くて前を向くことができない。繊細ゆえに傷付いたのか、傷付いた過去があるから繊細になったのか、それすらもうわからない。

いつからこんな性格になったのだろう。明け方に目を覚まして、うっすら明るくなった天井を見つめながら私は考えていた。
子供時代の環境とパワハラ会社で過ごした日々や初めて付き合った人に浮気をされた過去とか、心の傷が積み重なって今の私を形成している。前兆はあったのだ、ただそれがいま発症した。そういうことだ。

まだ眩しさを感じるスマホを開いて調べてみると、こういう症状を「妄想性障害」というらしい。なんでもかんでも病名がつく世の中なのだなと思いながらも、浮遊している謎の感覚に名前がついたことに安心する自分がいる。

そもそもこの懐疑心を妄想だと言えるのだろうか。本当に人から嫌われているかもしれない。裏切られているかもしれない。利用されているかもしれない。
真実ではないと証明できないということは、真実かもしれないということでもある。でも証明できないということは、全てが妄想なのかもしれない。
真実、妄想、真実、妄想、真実、妄想。ゲシュタルト崩壊しそうなほど行ったり来たり考えて、とうとう私は爆発した。
その結果「目の前で起きたこと以外、全て妄想だ!!!!!!!」と結論付けた。これは心理学のYouTube動画をあげている橋本翔太さんが言っていたことだが「他人の考えを知ることは不可能」なことなのである。そりゃそうだ。
私には不思議な力はないので、どれほど思考をめぐらせても目に映るものしか感じることができない。そうであればイタズラに自分を傷付ける必要などないではないか。
被害妄想は自己防衛本能らしいが、自分を守るために自分を傷付けるって矛盾している。ほんと、人間って不器用で愛おしいな。

これからはあれこれ考えて不安になりそうなときは「目の前で起きたこと、言われたこと以外は全て妄想だから!!!!」の精神で生きていく。いまここで変わらないと悪夢のような人生が続いてしまうから。そしてそれに巻き込まれる大切な人たちを傷付けてしまうから。


そんなことを考えて寝落ちしてしまった。
今朝は肩の荷が降りたように気持ちが軽い。カウンセリングでもこういう話を聞いてもらおうかな。
では仕事にいってきます。

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