こんばんは、おにぎり成です。
あと2回仕事に行けば…！！
昨日から食欲旺盛の私は、頭のなかが食べ物で埋め尽くされていた。あれも食べたい、これも食べたい。適当なものは食べたくない、自分の食べたいものを食べたい！そんな感じ。
朝は相変わらず野菜スープと梅干し納豆大根おろしを食べているので、昼ご飯にかける情熱が異常なのだ。今日は絶対に昨日ブログに書いたもののどれかを食べたかった。
そんなわけで昼ご飯は外仕事ついでに定食屋へ向かったが、駐車場が空いてなくて引き返した。すぐに気持ちを切り替えた私はそのまま近くのハンバーガー屋さんに行って店内に入った。今日はハンバーガーだ！！
どこでも座っていいと案内されたので、居心地の良さそうな席を見つけて腰を掛ける。種類豊富なメニューには、ハンバーガーの肉の種類を選ぶように書かれていた。肉のことはよくわからないが、とりあえずスタンダードっぽい肉を選らんだ。そしてポテトとサラダとアイスコーヒーもセットでつけて注文した。本格的なハンバーガー…どんなものかお手並み拝見といこうではないか。
しばらくすると私の前にはハンバーガーとサラダ(少ない)ポテト(少ない)アイスコーヒー(少ない)が運ばれてきた。ハンバーガー以外は思っていたよりも小ぶりである。私は伝票をソッと見た。合計2100円。ランチで2000円…ランチで2000円…ランチで2000円…(遠い目)マックなら2食分+デザートも食べられる…。
いやしかし、問題は量より味だ。食べ盛りの男子高校生でもあるまいし。量が多ければ良いというものではない。
私はマックの影を隅に追いやりながら、まずは熱々のポテトからいただいた。ポテトは細切りでなく、半月型に切られたタイプのポテトだ。私は細切りタイプのほうが好みだが、こちらもホクホクで美味だ。
次は気持ちばかりのサラダ。この量で必要な栄養素が取れるのか微妙だが、ドレッシングはスモーキーな味がして美味い。
そしてアイスコーヒー。こちらは一瞬で飲みきれそうな量だが、もったいないのでチマチマと飲む。コーヒー大好き。もっとたくさん飲みたい。
最後にメインのハンバーガー。テーブルに置かれている紙にハンバーガーを包んでガブリと噛み付く。……これは…美味い…！！今まで食べたハンバーガーのなかで一番美味い！！バンズはふっくらサクサクで、パティは挽き肉を使わず新鮮な肉を叩き切って丸めたものらしい。肉の食感とレアな焼き加減が絶妙だ。
夢中に食べ進めながら私は「映画ダイナー」のオオバカナコが初めてボンベロのハンバーガーを食べて「…！」という反応をしたシーンを思い出した。オオバカナコもこんな気持ちだったのかな…ボンベロのハンバーガーもこんな感じなのかな…。
すごくすごく美味しくて大満足なランチだった。しかし2000円のランチは贅沢ということで、これからは給料日後に来ようと思う。でも本当に美味しかった…。
美味しいハンバーガーで精をつけた私は、外仕事に行くと、お客様の家の庭でねこを発見した。お客様曰く裏の家のねこが通り道として庭を使っているらしい。
私はねこを見つけると全てを投げ捨ててねこに近付く習性があるので、今回もそろ～りと近付いて、ねこをそ～っと撫でようとした。
さすが飼いねこ。険しい顔をしていたが、ちゃんと撫でさせてくれた。かわいいなあと眺めていると、ふかふかの後ろ足が目に入ったので、私は思わずふかふかの足にソフトタッチしてしまった。ハッとしてねこの様子を伺ったが、ねこは特に嫌がる素振りを見せず入念な毛繕いを続けていた。味を占めた私は、ねこの手にも触れてみた。もふもふの手、かわいすぎる！
しかし次の瞬間「調子に乗るな！！」というように、ねこの爪が私の指に深く刺さった。指には痛みとともに血が滲む。
ねこの嫌がることをした自分のせいだが「ねこを飼うってこういうことだよな…よく噛むし、よく引っ掻く」と、私は冷静にそう感じていた。
そして「うちのうさぎはそんなことをしないのに…」と思ったが、よく考えたら今朝、うさぎにちょっかいを出して思い切り引っ掻かれたこと
を思い出した。
我がうさぎは噛むことはないが、手を使ってよく反抗する。そんなところが愛おしく、私は繰り返しイタズラをしてしまう。まるで好きな子に嫌がらせをしてしまう小5男子のようだ。これは私の悪癖なので、治していかなければいけない。
変なところに自ら入るうさぎ。
夜はうさぎが私の視界にわざわざ入ってきて熱視線を向けてきた。遠目からじっとこちらを見ていたので、私はうさぎを撫でるためにベッドから出てうさぎをたくさん撫でた。撫でながら床で寝て、そして朝になった。
そんなわけで昨日は寝落ちした。今朝目を覚ますと全身がギシギシして痛かった。床で寝たから…。
今日は普段は一緒に仕事をしない別事務所の先輩と仕事をした。その先輩とは久しぶりに一緒に仕事をしたのだが、別れ際に「今までありがとうございました」と退職する私に餞別をくれた。
帰宅して袋を開けると、中にはかわいい焼き菓子とポンデライオンの絵がプリントされたトートバッグが入っていた。なぜ私がポンデライオンが好きなことを知っているのだろうか！と心底感動した。
じーん…と喜びを噛み締めていると、手紙が入っているのを見つけた。そこには先輩のきれいな字で「おにぎりさんの決断を応援しています」と書かれていた。先輩のたくさんの優しさに心から感謝だ。こんなに素敵な言葉を伝えてくれる人と共に働けたことをうれしく思う。焼き菓子は美味しくいただいて、ポンデライオンは一生大切にしよう。
退職まであと2日間。
最後の瞬間まで責任もって頑張るぞ！
ではまた。
