米粒のような独り言

アラサーオタク女性の独り言です。文章とお絵描きが好きです。おにぎりボウズくんというオリジナルキャラクターを描いて楽しんでいます。※無断転載などご遠慮ください。

子供の成長は残酷なときもある

こんばんは、おにぎり成です。

今日も今日とて寝正月です。f:id:hoshigakikun:20220102171540j:image

泊まり込みの仕事から帰宅した父に「いつまで寝てんだ!起きろ!!」と掛け布団を取られて、やっとベッドから出ることができた。

「お前の人生あと50年しかないんだから1日1日を大切にしろ」と説教をされる。勝手に寿命まで決められてしまった。私の寿命は78歳らしい。

起きてもまだボケーッとしている私に「いい加減にしないと、この年賀状を破り捨てるぞ」と父は年賀状をヒラヒラしながら脅してきた。

「どうせ○○さんからの年賀状でしょ」とふてぶてしく吐き捨てる私に、父はニヤリとしながら年賀状の表面を見せてきた。

藤原竜也さんからの年賀状だ!!」年賀状片手に狂喜乱舞する私。そんな娘に冷ややかな目線を向けて、父は部屋から去っていった。

それにしてもファンクラブというものは、こんなに素敵な年賀状までいただけるのか。新年早々ありがたいねえ。

藤原竜也さんからの年賀状のおかげで、すっかり気分を良くした私はリビングに立ち寄った。「昨日勝手にカニ食べたな…」背後から父の恨み言が聞こえてきたので、私はすぐに部屋に戻った。

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日当たりの良い廊下で日向ぼっこしながらお絵描きをしていると、昼頃に兄夫婦がやってきた。「なにやってんだ!?」「へー!絵描いてるんだー!すごーい!」兄夫婦は騒がしい。

そのまま父と兄夫婦とお墓参りに行った。そして「しゃぶしゃぶバイキング」でお昼ごはんを食べた。私はバイキングがあまり好きではないので不服だった。しかし食べ始めると美味しくて楽しかったのでご機嫌になった。

お店にそら豆のキーホルダーのガチャガチャあったので、兄夫婦が買ってくれた。

銀色のそら豆だった。f:id:hoshigakikun:20220102233748j:image

押すと顔が出る。

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その後は兄が園芸用品を見たいと言ったので、近所のホームセンターに寄って帰ることにした。兄は多肉植物を育てることにハマっているのだ。

すると、園芸コーナーにお隣さんの父親と母親とこうすけくん(小5)とそうたくん(小2)がいた。こうすけくんは急激に身長が伸びて、声変わりまでしていた。私はこうすけくんを小3だと思っていたが、いつの間にか小5になっていたらしい。お隣さんなのに全く会っていなかったので、小3のまま時が止まっていたのだ。

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「久しぶりじゃん」と声をかけると「お久しぶりです」と他人行儀に返された。続けて「学校は楽しい?」と聞くと「楽しくも苦しくもありません。普通です」と言われた。早口のオタクみたいな話し方だった。こうすけくんはメガネをかけていないが、何故か尖ったメガネが幻覚として見えたような気がした。

こうすけくんは植物博士になるのが夢らしいので、お年玉の500円で珍しい多肉植物を買おうとしていた。「こうすけくんは虫博士になるんじゃなかったの?」と聞くと「変わることもあります」と言われた。

一方、そうたくんは植物に全く興味がないらしく、ひとりで走り回って跳び跳ねていた。子供らしくて安心した。

兄の気が済んだので、こうすけくんとそうたくんに「じゃあね」と声を掛けると「ありがとうございました」と返された。

「おねえさーん!」と可愛らしい高い声で話し掛けてくれたこうすけくんはもういないのか…。あんなに可愛かったこうすけくんが早口のオタクになってしまった。子供の成長は早いものだ。

 

夜ご飯は父が買ってくれたおせちを食べた。美味しかった。伊達巻と数の子が別皿であるのは、父と兄の好物だからだ。

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今日は長い1日だったな。

ではまた。

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