こんばんは、おにぎり成です。
今日も残酷な世界を生き抜きました。
今日は出勤して給湯室で職場の仲が良い子と他愛もない話をしていた。そこに現れた新入社員の声でかさん。
声でかさんは中途採用でかなり年上の男性だ。名前の通り声がでかい、ガハハ系の人である。そして人見知りをしないタイプで誰にでもゼロ距離で接してくる。
本人曰く「話好き」らしいが、自分の話したいことを一方的に話している様子や独り言の多さを見る限り、話好きというよりかまってちゃんなのだなと思う。
そんな声でかさんが私と仲が良い子の間を「すいやせん、へへ」と腰を屈めて割って入り、ついでと言わんばかりに声でかさんが仲が良い子に話し掛け、私と仲が良い子の会話を妨害した。
こんなに見事な会話泥棒をされたのは生まれて初めてだった。横からきれいにかっさらわれた。私は呆然としてその場を立ち去った…後に仲が良い子も「おにぎりさんの声がかき消されて聞こえなかった」と言った。
昼ごはんは外出先の近くにあるすき家に行った。今日はチーズ牛丼を食べたが、やはり私は吉野家派だと自覚した。吉野家の牛丼と唐揚げが一番おいしい。
事務所に戻る前に少し遠回りであったがローソンに寄って、昨日日記に書いたスイーツを買うことにした。ブログを読んでくれる方々にもこの感動を伝えたかったからだ。
私が感動したスイーツはこれだ！
これがおいしいんだよね～しかも1個145円！
ぜひぜひ買って食べてほしい！！
事務所に戻って冷蔵庫にさっくりとしたパイを入れた。今日は食べないで明日家で食べるつもりだったのだ。持ち帰るのを忘れないように「さくパイ」と付箋に書いてスマホに貼った。
そして定時になって冷蔵庫にさっくりとしたパイを取りに行って帰ろうとしたその瞬間。
「さくパイ！？なんですかこれ！」そう声を上げたのは声でかさんだった。手には「さくパイ」と書かれた小さな付箋を握っている。どうやら冷蔵庫にさっくりとしたパイを取りに行ったときに、スマホに貼った付箋が取れて落ちたらしい。
職場の仲が良い子が「おにぎりさんじゃないですか…？」と言った。さっくりとしたパイを買ったあと、仲が良い子に自慢していたので、彼女はその付箋が私のものだとわかったらしい。
私は恥ずかしさでフリーズしてから「捨ててください」と声でかさんに言い放った。声でかさんはすかさず「さくパイ？www捨てちゃっていいの？www」と茶化してくる。
私は心のなかで「ア゛ア゛ア゛ア゛ァア゛!!!!!!」と絶叫した。人のさくパイを笑うな！！！！！お前のためのさくパイじゃないんだよ！！そんな小さい付箋、言われた通り静かに捨てろよ！！！！いちいちいちいちよォ！！腹立つな！！！！
私はこういうお調子者が一番苦手なのだ。相手がどういう性格の人間か、お構いなしに「俺！全開☆」を出してくる人。声がでかくて距離感がやたら近い人。仕事中に無駄話ばかりしている人。苦手だ！私とお前は友だちか？何年も共に働く仕事仲間か？ちがうだろ！貴様に私のさくパイを茶化す権利などないんだよ！！！！
しかし数分後には逆におもしろくなってきて、仲が良い子に「さっきのさくパイの件が恥ずかしかったこと」を話ながら笑ってしまった。彼女も「そうだと思った。おにぎりさんはわかりやすい」と言って笑っていた。
声でかさんはもういなかったが、ちょっとジワジワきた出来事だった。しかし声でかさんとは絶対に仲良くなりたくないなと思った出来事でもあった。
今日の夜ごはんは久しぶりに父と食べた。父は今日の昼間に2件隣の柴犬がまたしても脱走してきたという話をしてきた。
柴犬は以前も我が家に突入してきたのだが、今回は父のバイク倉庫に入り込んで、磨いたばかりのバイクを汚したらしい。ちなみに前回の襲撃のときもワックスをかけたばかりの床が爪でズタズタにされた。
柴犬はなんとか家に帰したらしいが、久しぶりの襲撃に驚いたそうだ。まったく、元気な柴犬である。犬の持つパワーを感じながら、どこか懐かしい気持ちになった話だった。
何はともあれ車に轢かれなくてよかった。
ではまた。
